マルチリンガルになりたい!という人のために 第1回
こんにちは!
ちょっと前までは英語が話せればもうグローバルな人間として働けるという認識だったのが今や「英語が話せるのは当たり前」という時代になってきました。
必修で第2外国語を必修にしている大学も多いです。
だけど、「何語から始めたらいいのかわからない」なんて人も多いはず…
そこで!
現在、英語含め6か国語を学習中の筆者からどの言語をはじめに取るべきか、そのメリット、デメリットを紹介していきたいと思います。
第1回 スペイン語
現在中国語、英語に次いで母国語として世界で3番目に話者が多いのがスペイン語です!スペインと言えば有名なラ・トマティーナ(トマト祭り)はトマトを投げ合うというトンデモ祭りがあったりと、明るい印象を受ける国ですね。スペイン語は特に英語がある程度できます!という人なら欧州言語の入り口として最適の言語だと思います!
・メリット1 発音がほぼほぼローマ字
geを「へ」と読んだり、「Ñ(エニェ)」という文字があったりとぽつぽつ
英語と異なることがありますがたいていローマ字読みでokなんです!
だからknowだったらクノウでいいってことになりますね(笑)
・メリット2 定冠詞の数が少なめ
初めにドイツ語やロシア語なんかを選んだ人が挫折しやすい理由として、定冠
詞や単語の性別特有の動詞の変形等々文法に入る前の覚えることが多すぎると
いうのがあります。筆者も現在ドイツ語を勉強していますが、まあ間違いな
く、
はじめにドイツ語やってたら撃沈してた
ヨーロッパ諸国の言語にはほぼ必ずと言っていいほど単語に性別が付きます。
スペイン語は男性名詞と女性名詞の2種類なのですが、ドイツ語なんかはこれ
に中性も付け加わって完全に初学者をいじめに来てます。さらに定冠詞(英語
で言うthe)が12種類だったりとここであきらめる人が非常に多い。授業で
とってしまわない限りまず続きません。ですがスペイン語は優しめの4種類の
み!厳格なヨーロッパ諸言語とゆるーい英語の中間に位置する言語、それがス
ペイン語なのです。
・メリット3 リスニングが易しめ
英語はリエイゾンでリスニング力がある程度なければ文章を正確に聞き取るこ
とが難しいです。ですがスペイン語は単語の発音が日本語と同じ(と言ったら
言い過ぎかも)ですので初学者でもリスニングが出来たという達成感が得やす
いです。文法の必要事項を覚えたらあとは音読でならせば自然と力が身につい
てきます。
いかがでしたでしょうか。スペイン語を学ぶメリットはあと1つ、スペイン語で一回ヨーロッパ言語の特徴に慣れてしまえば他言語はただの覚えゲーになる、という点です。ヨーロッパの言語の英語と違う点は、接続法というヨーロッパ言語独特の文法や、再帰動詞等の奇妙な動詞変形があるということです。逆にいえば一回慣れてしまうと、他の言語も、言っちゃえばお隣さんの言語なので単語が違うだけで他は大して変わらないです。スペイン語とポルトガル語なんかは類似点が多すぎて、比較しながら覚える本なんかも出ています(笑)6か国語話者なんて言っても大したことないです。ヨーロッパ言語の文法をいくつか覚えて音読とリスニングを継続すればすぐ6か国くらい話せるようになります。スペイン語をマスターして、マルチリンガルへの第一歩を踏み出しましょう!
Hasta luego!